このような疑問を解決します。
目次
Dos攻撃とは
Dosとは、Denial-of-service attackの略称です。
日本語で表現すると、サービス妨害攻撃というもので、一言でいうと、「負荷をかけて正常に動作させなくする攻撃」です。
対象となる情報システムに対して、そのシステムが想定していないような通信量を要求します。
あるWEBサイトが攻撃対象の場合は、WEBサイト表示の要求を大量に送りつけることで攻撃します。
DDos攻撃とは
Distributed Denial of Service attackの略称です。
最初のDは、Distributedで、「分散」という意味です。つまり。分散型Dos攻撃とも表現できます。
DDos攻撃は、Dos攻撃と比べて対策が難しい攻撃です。
DDos攻撃は、脆弱性のあるPC等を中継点を大量に用意し、Dos攻撃します。
Dos攻撃では、攻撃者が直接攻撃しますが、DDos攻撃は中継するため、攻撃者を特定することが難しいです。
WEBサイトが攻撃対象の場合は、大量の中継点からWEBサイト表示の要求を送りつけることで攻撃します。
WEBサイトからすると、サイトに人気が出て、アクセスが増えただけに見えるため、Dos攻撃かどうか、誰が攻撃しているかが判断できません。
Dos攻撃とDDos攻撃の違い
Dos攻撃は、攻撃→攻撃対象であるのに対して、
DDos攻撃は、攻撃者→中継点→攻撃対象と攻撃します。
イメージしやすいように参考画像を御覧ください。
参考図書
セキュリティに関して学習する際に参考となる図書を以下に紹介します。
タイトルのとおり、説明の様々なところに図解があるため、初心者にも読みやすいです。
また、サイバー攻撃について網羅的に紹介されており、中級者以上の方にもオススメできる図書となっています。