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KPIについて押さえるべき3つの事柄~KPIとKGIの違いは?設定するには?コツは?~

企業には、目指している目標があります。

例えば、ある地域の活性化、上場などが挙げられます。

今回は、KPIについてお話します。

KGIとKPIの違い

最初に、よく混同されてしまう、KGIとKPIについてです。

KGIとKPIは、次の略称になります。

KGI(=Key Goal Indicator)
KPI(= Key Performance Indicator)

KGIは、最終的な目標を指標化したもので、”売上”、”成約数”などが挙げられます。

一方、KPIは、最終目標に達成する前の先行指標です。

KPIは最重要プロセスを図る指標

KPIとKGIは明確に違いを説明できる人は少ないかと思います。

目標を達成していくためには、いくつかのプロセスがあります。

例えば、ECサイトで、最終目標が成約数(ユーザーの購入回数)だとします。

その場合、ユーザーの行動は次のような流れになります。

  1. サイトへ訪問
  2. 商品検索
  3. 商品閲覧
  4. 商品をカートへ入れる
  5. 商品購入
  6. 友達にサイトを共有、紹介

KPIとは、 最終目標に達成する前の先行指標と説明しました。

これをもう少し説明すると、最終目標を達成するための最重要プロセスの指標がKPIとなります。

ECサイトの場合、一般的には「5.商品購入」になります。つまり、KPIが商品購入数となります。

最重要プロセスのことを、KSF(=Key Success Factor)といい、これを定量的に表した指標をKPIになります。

KPIは1つ

私が企業に所属した限りだと、KPIという指標は複数ありました。

しかし、KPIは複数あるのは誤りになります。

KPIは、あくまで企業、そして、社員全員が目指す指標であり、その指標が複数あると、どの企業を見ればよいのかがわからなくなってしまいます。

交通を例に挙げると、信号は運転者に1つしかありません。

もし、信号が複数あると、運転者はどの信号を見てよいかわからず、安全運転なんかできません。

このように、掲げている目標や行動を達成するためには、指標は一つのみであるべきです。

参考図書「最高の結果を出すKPIマネジメント」

本投稿で参考にした図書です。

KGIやKPIを検討して提案する機会は、急に飛んでくることが多いのではないでしょうか。

なんとなく数値は出せると思います。

しかし、この数値が本当に正しいか、妥当かを判断することは難しいと感じたときは、こちらの参考図書をご活用ください。

一読すると、自分なりの仮設や結論を話せるようになると思います。

当記事が皆さんの参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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