このような疑問にお答えします。
筆者自身、社会人になって、多くの本を読んで、勉強してきました。
ただし、勉強したつもりにすぎなかったかもしれないと気づく本に出会いました。
その本で、そもそもの勉強方法やインプット方法を正しく理解しておくことが、重要だと気付かされました。
当記事では、勉強方法やインプット方法を理解する上で参考になる「インプット大全」という本について、筆者の気付きとともに紹介します。
「学び効率が最大化するインプット大全」(著:樺沢紫苑)は以下です。
目次
スマホチェックは時間の無駄。的を絞る。
課題
「ここ1週間でネットで見たニュース、情報、ブログを覚えている限りたくさん書き出してください。制限時間は1分です」
筆者の回答
「台風15号、運転見合わせ、バスケットボールワールドカップ、ラグビーワールドカップ」
この課題を著者のセミナーで実施したところ、平均で3.9個で最も多くて10個だったそうです。
私達は、毎日スマホを触っており、多くの情報を見ているのにも関わらず、
覚えている情報は数個です。
これは、インプットの精度が低いからとのことです。
自分にとって必要な情報は何か、不要な情報は何かを選択する必要があります。
スマホチェックは無駄であり、的を絞って情報収集していく必要があります。
スクリーンタイムを1日あたり1時間以下を目標に
私は、一つの指標として、スクリーンタイム(仕事以外でスマホを見ている時間)を減らそうと考えました。
私のスクリーンタイムは、直近1週間の平均は、1日あたり2時間8分です。
まずは、無駄を排除するためにスクリーンタイムを今の半分以下にし、時間を有効活用できるように行動したいと思います。
本物のインプット(INPUT)とは
インプットとは、脳の中に情報が入って(INする)、情報が置かれる(PUTする)ことを意味します。
インプットの定義を再認識し、記憶することに注力
情報を入力するだけで、素通りしてはインプットではない。
情報を仕入れて、記憶する(頭に叩き込む)ために何をすればいいかを考えて行動したいと思います。
「インプット」と「目標設定」はセット
問い
「なぜ、ビジネス書をたくさん読むのですか?」
筆者回答
「周りが読んでいるし、仕事の役に立ちそうだから」
これは一番やってはいけないインプット術だそうです。
インプットの目標があいまいで、どこに向かうかわからないのは、インプットの精度が悪く、自己成長できないとのこと。
インプットするときは、必ず、「方向性」と「ゴール」を設定すること。
設定すると、インプットの精度が飛躍的に高まる。
インプット大全を読むのは、当サイトの文章や構成の質を上げ、皆さんにより良い情報を提供すること
インプット大全をを読み、読者により良い情報を提供し、
読者にとってのインプットになり、
それが別のアウトプットになることを願いながら行動したいと思います。
アウトプット前提の意識
ロンドン大学の研究について。
あるものを暗記する実験で、
Aグループには、「これが終わった後にテストしてもらいます」といい、
Bグループには、「これが終わった後に人に教えてもらいます」と言います。
実際には教えることはせずに、テストを実施したところ、
どちらが高い点数を出したと思いますか?
正解は、Bグループです。
なぜ、このような結果になったかというと、それは、心理的プレッシャーの違いだそうです。
Bグループは、アウトプットすることを前提に暗記するという心理的プレッシャーが圧倒的に高く、脳は活性化し、記憶力はアップするとのことです。
専門用語でいうと、心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるからと著者は言います。
情報を収集するときは、当ブログ、仕事でアウトプットする前提に
情報を収集する機会はたくさんあります。
その機会では、必ず、なんとく収集するのではなく、
「ブログで投稿する」「仕事で活用する」「人に話す」などアウトプットを前提に行動したいと思います。
なんとなく視察はダメ
実際に、仕事での経験として、視察をあげたいと思います。
過去に、ある仕事で、あるサービスの視察に行ったことがあります。
その視察の前に、先輩から視察の前に、
「関係者に視察報告書を共有してもらうからね」と言われました。
そのときは、なんで自分がと思ったのですが、報告書をまとめるため、
視察中は誰よりも注意深く、丁寧に聞き耳を立てることができました。
今振り返ると、その先輩は、報告書を書かせることよりも、
多くを学んできてほしいという想いで、指示を出したのだと理解しました。
この場を借りて(届くことは無いですが。。笑)、お礼を申し上げます。
まとめ(インプットからアウトプットへ)
インプットはアウトプット前提に。
この姿勢は非常に大事だと本書を読み考えるようになりました。
ちなみに、著者はアウトプットの著書も発行しております。
もし、ご興味があれば、ご参考にしてください。