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経験を抽象化すること(VUCAの時代に生きる)【事例紹介】

今、VUCA時代と言われています。

VUCAとは、簡単に言うと、
将来の予測が困難な状況ということですね。
(VUCAについてはネット記事や参考文献がたくさんあります)

多くの方が、色々な変化を体験していることと思います。

そんな時代では、新しい環境に身を置くことが多いです。

新しい環境で身を置くことは、挑戦とも捉えることができます。

挑戦をする中で、目標を達成するには、
過去の経験を上手に活かすることが求められます。

そこで、経験を抽象化して新しい挑戦で活かす事例を
筆者の体験を基に紹介します。

子育ての経験を仕事で活かす

子育てを経験すると次のような状況に置かれることが多々あります。

    • ちょっと体調が悪くて休みたい。オムツ変えるのはあとにしたい。
    • こどもが泣き続けていてストレスが溜まってきた

    こういう状況を解決するのは、基本的に自分ひとりの力が頼りです。
    (家政婦や保育などのサービスを利用する手段もありますが、ここでは除きます)

    結局は、覚悟をもって、自分の力でその場を解決するしかありません。

    もちろん、大変なのですが、覚悟をもって本気でやればなんとか対応できたりします。

    この経験は、次のように仕事の姿勢を正すことに繋がります。

    • 与えられた仕事に責任を持つことが、仕事を全うする原動力になる

    簡単に、すぐに人を頼るのではなく、
    限界まで自力で仕事を全うすることを心がけることで仕事がうまくいきます。

    これは、人に頼るなと言っているではありませんのでご注意ください。

    私自身も2児の親となり、子育ての経験が仕事へ活かされています。

    仕事の経験を地域活動で活かす

    地域の活動に興味があり、実際に活動しています。

    その地域の活動では、私の倍以上の方とのコミュニケーションが多く発生します。

    正直、私の価値観だけでコミュニケーションし、進めていくことは困難です笑

    そんなときに、仕事での次の経験を思い出すようにしています。

    • 取引やプロジェクトで相対する方は、様々な背景を持っている
    • いきなり議論するのではなく、まずは前提を揃えることが大事である
    • 資料を読み込むことが好きな人、資料は読まない人がいる

    コミュニケーションする相手がどんな人で、
    どんなことを知っているか、
    何に関心があるかを理解して、
    相手の土俵に立つことを意識することで、
    地域活動を円滑に進めるようにしています。

    もちろん、難しい面は多々ありますが、
    一方的にならないよう、双方向のコミュニケーションをすることで、
    よりよい地域を作るべく取り組んでいます。

    まとめ

    経験を抽象化するというのは、これからの時代は必須となる能力になると考えています。

    そうでないと、新しい挑戦はできないです。

    筆者は、新しいことを挑戦する、新しい環境に飛び込むが好きです。

    むしろ、同じ環境に居続けることを嫌う性格です。

    経験と経験を結びつける抽象化の能力は、訓練で身につけることができます。

    これは、ロジカルシンキングのテーマにあるような物事を抽象化する方法と同様です。

    つまり、物事を要素分解していくと、
    分解された要素が他の経験と一致していた場合、
    経験を別の経験へ活かすことができます。

    ロジカルシンキングについては、
    本サイトでも取り上げているので良かったら覗いてみてください。

    経験を抽象化するために重要なことを補足すると、
    まずは今の経験を本気でやることです。

    本気でやった経験は、試行錯誤をしたり、課題にぶち当たったりしています。

    試行錯誤したことは他の経験で効率的に行うポイントになるかもしれません。

    ぶち当たった課題は、他の経験でもぶち当たるかもしれません。
    課題解決の施策が活かせるかもしれません。

    本気の経験は、表面的な経験の100倍の価値があると考えています。

    そんな本気の経験を多く作って、これからの新しい挑戦に活かしていきたいです。

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