本日は、 2020年7月24日(金)~8月9日(日) にて開催される東京オリンピックでのキャッシュレスについて考えてみたいと思います。
※開催時期の延期が決定しました
目次
海外のキャッシュレス動向
東京オリンピックでは、海外から沢山の人々が日本に訪れます。
海外でのキャッシュレスについてみてみましょう。
2018年4月に公表された「キャッシュレスビジョン」によると、諸外国のキャッシュレス動向は次のとおりとなります。
キャッシュレスビジョンについてご興味有る方は、以下よりご覧ください。
https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf
キャッシュレス比率の高い国TOP10
- 韓国・・・89.1%
- 中国・・・60.0%
- カナダ・・・55.4%
- イギリス・・・54.9%
- オーストラリア・・・51.0%
- スウェーデン・・・48.6%
- アメリカ・・・45.0%
- フランス・・・39.1%
- インド・・・38.4%
- 日本・・・18.4%
このように、日本は諸外国と比べると、キャッシュレスが進んでいないように見えますね。
オリンピックでの訪日数は?
オリンピックが開催される2020年では、日本銀行の調査によると、
3,300万人という試算となっておりました。
調査資料については、以下よりご覧ください。
https://www.boj.or.jp/research/brp/ron_2015/data/ron151228a.pdf
おもてなしするには?
東京オリンピックでは、有る種、日本という国を他国に紹介、宣伝する意味あいがあるかと思います。
東京オリンピック招致では、「おもてなし」という言葉がはやりました。
日本はこのおもてなしをするために、キャッシュレスというインフラを整える必要があるかと思います。
現在、日本国内におけるキャッシュレスは戦国時代とも呼ばれ、乱立してきております。
今後は、国外のキャッシュレスサービスが利用できる加盟店を増やす動きが始まるのではと考えています。
国外のキャッシュレスサービスは次のようなサービスがあります。
- Alipay(アリペイ)
- Wechat Pay
- Swish
中国系のAlipayやWechat Payはアクセプタンスマークと呼ばれる支払えますよというシールを見かけたことが有る方もいるかもしれません。
海外系のキャッシュレスが利用できる加盟店が増え、日本を訪れる人々に、日本の良さを伝えられたらいいなと思います。