今回は、睡眠です。
当記事は、以下の方に向けて制作されています。
- 睡眠とは何か知りたい
- 睡眠時間は生活の大きな部分を占めているのはなぜか知りたい
- 健康管理能力検定を学習したい
健康に関する記事はこちらからも読むことができます。
どんどん記事を制作しますので、是非、楽しみにしてくださいね。
目次
睡眠の目的と役割
人が眠るのは、大きく2つあります。
- 脳とカラダを休めるため
- 免疫力を高めるため
眠ることで、様々なホルモンが分泌されることで、疲れたカラダを修復します。
そして、睡眠不足が続くと、交感神経が優位になることで病気になりやすくなります。
十分な睡眠は、副交感神経を優位にし、リンパ球を増やすことで病気にかかりにくくする効果があります。
睡眠は2種類に分類される
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分類されます。
ちなみに、2種類の睡眠を持つ動物は、哺乳類と鳥類です。
レム睡眠は、英語をみると、Rapid eye movement sleepと表記します。
レム睡眠中は、目がぴくぴく活発に動く、急速眼球運動しているからです。
それでは、レム睡眠とノンレム睡眠について詳しく見ていきましょう。
レム睡眠
レム睡眠は、主に、カラダを休める眠りで、呼吸は浅いのが特徴です。
脳は完全に休息しているわけではなく、一部は活動しています。
睡眠中は夢を見ますが、レム睡眠のときが多いと言われています。
また、夢は、起きているときに見たことや聞いたことなどの情報を整理したり、記憶として定着させたりする過程で発生するものだと考えられています。
ノンレム睡眠
ノンレム睡眠は、レム睡眠ではない、休息眼球運動ではないという意味です。
ノンレム睡眠は、主に、脳を休める眠りで、呼吸が深いのが特徴です。
レム睡眠とノンレム睡眠のリズム
眠りに入ると、最初に深い眠りのノンレム睡眠に入ります。
その後に眠りは少しづつ浅くなり、レム睡眠に入っていきます。
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。
一晩の眠りでは、レム睡眠とノンレム睡眠を1セット約90分間で4-6セットを繰り返されます。
一晩の眠りに占めるレム睡眠とノンレム睡眠の割合は、年齢によって変化します。
子供は、レム睡眠の割合が多く、歳を重ねるに従い、少なくなります。
大人になると、睡眠全体の20%程度がレム睡眠になります。
そして高齢者になると、レム睡眠は多くなり睡眠が浅くなります。
高齢者が睡眠中によく目が覚めるのは、睡眠が浅くなっているためと言えます。
セロトニンとメラトニン
私達人間には、明るくなると目が覚めて、暗くなると眠くなるというリズムがあります。
このリズムを作るのが、セロトニンとメラトニンというホルモンです。
(テレビの健康テーマの番組で聞いたことがある方が多いと思います)
朝起きると、目から太陽の光入ると、セロトニンの分泌が始まり、カラダは休息モードから活動モードに変わります。
そして、朝起きてから14-16時間経過すると、日中に作られたセロトニンを材料にして、メラトニンの分泌が開始されます。
メラトニンの分泌が高まると眠気を感じるようになります。
睡眠の質を上げるには?
セロトニン、メロトニンと睡眠の関係を理解したところで、睡眠の質を考えてみましょう。
メラトニンを十分に分泌させるには、太陽の光をたくさん浴びて、活発に動くことが必要です。
また、朝食は、肉・魚・乳製品などに含まれるトリプトファン、鶏肉・さつまいもなどに含まれるビタミンB6を意識して取りましょう。
トリプトファンやビタミンB6は、セロトニンの合成に必要な栄養素となります。
出典
本記事を作成するにあたって、以下を参考にしております。
- 健康管理能力検定2級公式テキスト
健康管理能力検定については、当サイトで合格体験記や重要箇所をまとめていますので是非チェックしてみてください。
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