最近、コンサルタント(以下、コンサル)のマネージャーになったときを思い出しました。
マネージャーとはどんな存在か、マネージャーになるために何をしたのかを振り返って、
せっかくなので文字に起こしてみようと考えました。
なお、本文章は、コンサル以外の職種でも応用可能ですので、
マネージャーを目指している方もお読みいただければ嬉しいです。
目次
コンサルにとってのマネージャーとは
コンサルになった方、これからなる方にとって、
マネージャーという職種やランクは大きな目標になります。
マネージャーになるということは、
クライアントだけでなく、社内から一定の評価を得た証拠になります。
振り返ってみると、
コンサルになった当初はマネージャーになれたら良いなくらいの感覚でした。
ですが、マネージャーへあと一歩という段階になると、
早くマネージャーになりたい、
一人前になりたいという想いが強かったです。
私にとって、コンサルのマネージャーになるということは、
コンサルとして一人前である証拠でした。
コンサルのマネージャーに昇格するために実践したこと
4つ紹介します。
裏技のような近道はなく、コツコツとやるべきことをやるに尽きますが、
それができる人こそがマネージャーになれる人、会社から評価されることだと考えています。
マネージャーに求められている期待値や目標を確認
私がマネージャーになったときに所属していた会社では、
評価制度の一貫で、期初に目標を設定していました。
この目標は、専用のシートに目標を記入します。
この専用シートには、参考情報として、
マネージャー(他の職位やランクも含む)として求められる期待値や目標が記載されていました。
私は、マネージャーに昇格するという目標に向けて、
マネージャーに求められる期待値や目標を参考に、
目標を設定しました。
貪欲に成果を出すための行動を実施
設定した目標は、マネージャー基準なため、
その基準を達成すれば、自然とマネージャーが昇格すると考えました。
そこで、設定した目標を達成するために、次のような行動を実施しました。
- 数値目標を達成するために、仕事を積極的に取る(振られた仕事はやり遂げる。人に譲らない。)
- 優先順位を付ける(例:目標達成に直接的な要因となる行動をできるだけ早く対応する。)
行動した成果を正しくアピール
ここでいう正しくアピールとは、次の意味です。
- 評価する人へ伝わるように成果を報告する(例:評価者へ直接メールを送信する。)
- アピールが過剰にならないように、あくまで業務報告とする
2つ目は、難しいですが、
「私は、XXという数値目標を達成しました!」ではなく、
「私は、XXを実施しました」のように、
評価に関連するような表現を使用しないようにしていました。
あくまで、会社の目標に向けて、個人の目標があることを意識し、
会社の目標達成に向けて、一部を実施したという温度感が良いです。
1つ目は必須とした場合、2つ目は任意という感覚で問題ないです。
所属していた会社では、評価のタイミングで、
評価者にアピールする機会があるので、
その際に、存分にアピールするようにしていました。
しっかりとスキルアップする
コンサルのマネージャーとは、上述のとおり、
コンサルとして一人前になった証拠です。
そのため、コンサルとしてのスキルアップは必須です。
もし、コンサルとしてのスキルアップができていない状態で、
マネージャーに昇格してしまうと、
マネージャーとして評価を出し続けるのが難しくなってしまいます。
そういう意味では、マネージャー未満の間は、
マネージャーになるための準備期間として捉え、
スキルアップを習慣化すると良いです。
コンサルのマネージャーになった次は何を目指すか
多くのコンサルにとって、大きな目標はマネージャーになります。
マネージャーになって、コンサルとして一人前になった証拠をつかみ取ります。
では次は何を目指すのでしょうか。
- マネージャーに求められる期待値や目標を達成するために行動する
が一つの答えになります。
組織に属して、いわゆる会社員として働く限りは、
なにかしらの期待があります。
その期待に応えようとすること、達成することが会社から求められていることであります。
会社から求められているこを達成すれば、マネージャーからさらなる職位を得ることになります。
そのための手段は、上述したマネージャーになるために実践したことを基本に、実践していくことになります。