読書感想

【感想・考察】ラストチャイルド(ジョン・ハート 訳・東野さやか)

今回は、ジョン・ハートさんのラスト・チャイルドです。

上・下の2巻です。

誘拐された妹を探す物語

作中は暗い感じだったが最後のほうは明かりが見えた。

主人公は一人で頑張ってきていてそこに助け舟を出そうとあれこれする刑事。

登場人物が少ないが、非常に複雑な人間関係であった。

読んでいるときは主人公目線になって、
妹には助かってほしいと思っていたが、残念だった。

影の主人公として、フリーマントルがいてとても重要なところで登場する。

誰が犯人か予想しながら読むがことごとくはずれ、意外な人が犯人だった。

また、ジャックは臆病でありながらもこの状況をどうにかしようとしていたことが終盤でわかったのはよかった。

犯人は身内で、ハントからすると残念でジョニーたち家族には申し訳がなかったと思う。

読んでいる最中、アリッサの遺体らしきものが見つかったときでも違う人であれと思っていたし、でもその遺体がアリッサのものであったときも何かの間違えでしたという結果がまっていることを期待している自分もいた。

誰が犯人か予想しながら読むがことごとくはずれ、意外な人が犯人だった。

この本は手に取って裏の物語の要約を見て、
面白そうだと思って買ったがこれはとてもいい買い物になったと思う。

読み進めていくうちに話にのめりこんで、下巻では、たった1日で読みきるほど夢中になった。

300ページ以上ある本をこんなに早く読むことは今までなかったと思う。

ジョンハートの物語をいろいろ読んでいきたいと思う一冊になった。

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