マーケティング分野におけるフレームワークの4Pについてお話したいと思います。
目次
提唱者・時期
1960年代にハーバードビジネス・スクールの教授、E・ジェローム・マッカーシーが提唱しました。
概要(4つの要素)
4Pとは、自社製品・サービスを4つの要素に分解したものです。
Product(製品)
品質、デザイン、ブランド名、パッケージ、サービス、保証
Price(価格)
標準価格、値引き、リベート、取引条件
Place(流通)
店舗の営業日、営業時間、注文方法、問い合わせ方法、決済方法、リサーチ方法、販路
Promotion(販売促進)
販売促進、PRをするための手段
使用用途・目的
4Pは、企業が狙っている市場や現状位置を踏まえ、消費者へ訴求し、サービスを利用してもらえるようにするために使用します。
具体的には、以下のような観点で4Pを使い整理します。
- どの領域が弱っているか、過剰なのかを分析
- 施策の漏れが無いかを確認
- 施策ごとの間で連携がとれているかを確認