本日は、キャッチコピーです。
世の中には、多くの秀逸なキャッチコピーがあります。
そこで、ふと、次のような疑問を思い付きました。
「自然と覚えている、印象的なキャッチコピーには何か特徴があるのでは」
今回は、世の中の秀逸なキャッチコピーを調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
それぞれのキャッチコピーには個人的な理解からの解説を書かせていただいております。
キャッチコピーのターゲット、狙いについて考えてみるのは楽しいですよね。
それでは、見ていきましょう。
目次
この家と、先に行く
新築分譲マンションを取り扱う野村不動産のプラウドです。
家という買う人に向けてのメッセージで、勇気や覚悟を与えてくれる力強さを感じます。
プラウドのホームページに、CMギャラリーという動画がありました。
公式HP:
https://www.proud-web.jp/
あなたと、コンビに、ファミリーマート
コンビニエンスストアのファミリーマートです。
コンビニとコンビをかけていますね。
ちょっとした駄洒落のような言葉遊びが面白いですね。
こういうキャッチコピーは少し頭を使うので、覚えてしまうのかもしれません。
公式HP:
https://www.family.co.jp/
近くて便利
次もコンビニで、セブンイレブンです。
実際、セブンイレブンは日本全国に出店しており、2万店舗を超えています。
また、出店戦略として、ドミナントという、一つの地域に集中して複数店舗を出店しています。
人によっては、近くにあるを体感しているのではないでしょうか。
公式HP:
https://www.sej.co.jp/
よく生きる
ベネッセ(Benesse)グループの企業理念です。
ラテン語のbene(良い、正しい)とesse(生きる)を一語にしてBenesseと呼びます。
ベネッセグループは、人の生涯にわたる各ステージでサービスを展開しています。
- 妊娠、出産
- 乳幼児
- 小学生
- 中学生
- 高校生
- 社会人
私自身、小学生での進研ゼミではお世話になりました。
そして、これからは自分の子供でお世話になることもあるかもしれません。
「よく生きる」は、ベネッセが展開しているサービスを表す言葉ですね。
公式HP:
https://www.benesse.co.jp/
Be a driver
日本の広島県に拠点を置く自動車メーカーのマツダです。
とてもシンプルですが、車の運転する楽しさを感じさせてくれるカッコイイ言葉です。
公式HP:
https://www.mazda.co.jp/
第一志望は、ゆずれない
大手大学受験予備校の駿台です。
大学受験生に向けた言葉で、力強さを感じます。
大学受験は多くの人にとって、重要なイベントになるかと思います。
どうせやるなら行きたい大学受験に合格したい、この大学しか受験できない、そんな受験生の気持ちを代弁する言葉です。
公式HP:
https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/index.html
合格ラインを、ぶっちぎれ。
大学受験予備校の代々木ゼミナールです。
大学受験は、ある程度はどのくらいの点数を取ればよいかは統計上わかります。
特に、代々木ゼミナールなどの大手になると、データが豊富で、合格ラインとなる点数の精度が高いかと思います。
合格するために必要な点数へ到達しよう、つまり、合格ラインをぶっちぎれという言葉は勢いと力強さがあります。
公式HP:
https://www.yozemi.ac.jp/
その日は、消えない。
国内外のリゾート結婚式に強みのある結婚コンサルティングのワタベウェディングです。
結婚式という一生に一度のイベントを表す言葉です。
主役の進路新婦にとっては忘れないイベントになるのはもちろんですが、より良い式にしたいと思わせる印象を受けます。
ワタベウェディングからすると、結婚式は新郎新婦、参列者にとって忘れられない思い出になるから是非、弊社のサービスをご利用下さい、といった考えになるのではないでしょうか。
公式HP:
https://www.watabe-wedding.co.jp/
スマイルな育児を。
妊娠中の方、赤ちゃんに必要な衣類、道具を揃える赤ちゃん本舗です。
もしかしたら、妊娠したから、赤ちゃんがいるからという理由で、物を新しく揃える必要はないかもしれません。
しかし、それでは笑顔が絶えない出産や育児ができないかもしれません。
赤ちゃん本舗は、出産や育児にスマイルを与えてくれる会社である、もしくは、なっていくという気持ちを表した言葉です。
公式HP:
https://www.akachan.jp/
この雪は消えない。
JR東日本が展開しているスキー旅行のキャンペーンJR SKISKIです。
電車に乗っていると広告を見たことがある方も多いかと思います。
電車の中吊りやテレビCMで広告を目にすると、ウィンタースポーツの季節がやってきたなと思うのではないでしょうか。
この雪、つまり、スキーやスノーボードなどの旅行の思い出は雪のように溶けずに残り続けるものという意味でしょうか。
雪の特徴である、溶けるを上手に表現したキャッチコピーですね。
公式HP:
https://jr-skiski.com/
おいしさを能登から世界へ
能登半島に拠点を置く、水産加工品の食品を取り扱うスギヨという会社です。
以前、スギヨの商品のカニカマとうな蒲ちゃんを食べる機会があったのですが、驚きでした。
というのも、カニカマはカニで、うな蒲ちゃんはうなぎの蒲焼きでした。
地方に拠点を置く企業は、その地方から商品を広めていくという将来を目標にしている企業が多いように思います。
当記事では、カニカマと うな蒲ちゃん に魅了されたこともあり紹介させていただきました。
公式HP:
https://www.sugiyo.co.jp/
まとめ
当記事の冒頭では、秀逸なキャッチコピーには、共通点があるのではと仮説を挙げました。
それぞれを見てみると、次の共通点があるのではないでしょうか。
- 句読点 (”、”や”。”)が多い
- 駄洒落のような同じような意味の言葉を使い、直接的な表現にしていない