このような疑問に解決します。
本記事では、応用情報技術者試験の合格に向けて、やるべきこと、やってはいけないことを紹介します。
筆者は、令和3年度春期に合格しました。
合格した経験を基に照会しますので、受験を控えている方は参考にしていただければと思います。
時間軸に沿って整理していきます。
目次
受験前
様々な勉強方法がありますが、自分に合った勉強方法を見つける工夫が大事です。
受験前にやるべきこと(合格のためにやったこと)
過去問をひたすら解く
過去問をできる限りたくさん解きます。
応用情報技術者試験は歴史のある試験ということもあり、多くの過去問やそれに準ずるサービスがあります。
筆者が活用した著書やサービスは主に2つです。
1については、直近4回分が収録されていて、応用情報技術者試験に慣れる目的で活用できます。
PDFファイルで17回分の過去問も解くことができます。
2については、WEBの無料サービスで、過去問道場という言葉の通り、過去問を解くことができます。
ちなみに、筆者は364門の午前問題を解き、対策しました。
間違えた問題をLINEで自分に転送し、復習する問題をストックしていました。
なお、よく聞かれますが、試験範囲を網羅的に解説した教科書のような著書等は活用していません。
※ビジネスで、ITを活用しているため、概要は理解していると考えていました
もし、ITについて経験や知識が不足している場合、以下のような著書で概要の知識を身につけると良いです。
※紹介する著書は応用情報技術者試験に限らず、IT全般を理解するのに役立つ著書です
IT関連ニュースを積極的に読む
試験に限ったことではありませんが、ITについて知識を身に着けようと思ったら、
このITニュースを読み漁るのは大変有効です。
いざ、探そうと思ったら、IT関連ニュースは毎日出てきます。
ニュースを読み、知らない単語や深く知りたい事象等があれば、それを調べることで知識が身に付いていきます。
IT関連のニュース等のニュース記事を集めるには、Googleアラートというサービスがあるので活用してみてください。
以下の記事で紹介しています。
-
情報やニュース記事収集方法【ググる、Googleアラート】
続きを見る
もう少し具体的に、筆者のやり方を説明します。
- ITニュース記事を収集
Googleアラートのキーワードは、「脆弱性」「OSS」「サイバー攻撃」等
サイトは、Yahoo! JAPAN、ITメディア等 - 一通りニュース記事を見て、知らない単語や詳しく知りたいと思った記事をメモ(LINEでメモしています)
- 週末やスキマ時間に、メモした記事を振り返りながら、知らない単語を調べて整理
- 時間が経ったタイミング(2週間後くらい)で、メモした記事や整理した内容を復習
やってはいけないこと
インターネットやSNS等の他人の勉強方法を丸呑みしない
勉強の仕方には、様々なパターンがあります。
また、当記事のように、不特定多数に向けて勉強方法やテクニックを紹介している記事やSNS等があります。
これは、投稿者にとっての最良の方法であって、読者にとっては最良でない可能性があります。
このような情報に対しては、良いところを盗む、真似るというスタンスが大事になります。
もし、情報の取捨選択が難しいということであれば、公に公表されている情報を頼りにするのがよいでしょう。
応用情報技術者試験であれば、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催の試験で、
試験に関する情報(試験範囲、対象者、試験時間等)を発表しています。
公式サイトはこちら。
適当に勉強する
応用情報技術者試験は歴史のある試験で、国家試験です。
合格基準も明確に定められており、毎回の試験で合格基準付近の受験者数が多くなっています。
※点数分布は公式サイトから確認できます。公式サイトはこちら
これは、試験問題を作成する段階で、そのような傾向になるよう考えられています。
言い換えると、難しい問題、簡単な問題の比率のバランスが調整されて出題されると言えます。
試験問題には、過去の問題が多く出題され、比較的簡単な問題に分類され、こういう問題を確実に正解するのが大事になります。
適当な勉強ではなく、傾向に対する対策として、しっかり過去問を解き、準備するのが合格への近道になります。
受験前日
特に変わらず、普段どおりの勉強が大事です。
そして、翌日の試験に向けて最大のパフォーマンスを出せるような状態に持っていく準備をしましょう。
受験前日にやるべきこと(合格のためにやったこと)
早く寝る
応用情報技術者試験の試験時間は以下のとおりです。
午前・・・150分
午後・・・150分
1日に、300分、5時間という長丁場になります。
前日は、普段よりも早く寝ることで、体力を回復させて、翌日の試験に臨むことが大事です。
実際、筆者も早く寝ることで、翌日の試験で疲れを感じることなく、受験できました。
特に、午後はお昼後ということもあり、眠くなりがちですが、眠くならずに問題に集中できました。
やってはいけないこと
勉強方法を変えない
試験前日だからといって、勉強方法を変えないことです。
応用情報技術者試験の場合、どれだけ多くの問題を解いたかが、試験で効果を発揮します。
そのため、復習よりも、新しい問題を解くことを優先すると良いです。
受験中
受験当日は、自分の最大のパフォーマンスが発揮できるかが大事になります。
受験当日にやるべきこと(合格のためにやったこと)
名前、回答選択肢のマークシート確認
マークシート試験では共通の話ですが、マーク後にマークシートを確認することは大事です。
マークシートの確認の時間を試験時間に予め確保した上で進めるべきです。
試験後に、余計な心配、間違った回答を防ぐためにも、試験時間にマークシートを確認するという作業を忘れてはいけないです。
午後は解きやすそうな問題から着手
午後は、選択問題なので、全てを解く必要はありませんし、順番に決まりもありません。
そのため、自分が解けそう、解きやすそうと思った問題から着手することで、精神的に落ち着きが生まれます。
やってはいけないこと
午前と午後の間の休憩時間に午前の問題を振り返る
これも、試験あるあるですが、終わった試験のことを振り返るのは、全てが終わってからにしましょう。
応用情報技術者試験の午前は、過去問からの出題も多く、答えを調べようとすれば、簡単に見つかります。
そのため、意識的に、答えを見ない、調べないようにしましょう。
次の試験に向けて集中するか、思いっきて昼寝も良いです。
受験後
試験おつかれさまでした。
受験後にやるべきこと(合格のためにやったこと)
自己採点
応用情報技術者試験は、受験後に午前問題の回答がIPAから公式発表されます。
午前は全問題が選択問題ということ、合格基準が6割と決まっていることから自己採点で合否がある程度わかります。
ちなみに、午後は回答例が発表されるのは数カ月後なので、自己採点はできません。
やってはいけないこと
非公式の回答による自己採点
上記のとおり、午後は回答例が発表されるのが数カ月後です。
ただ、様々なサービスで、回答例が発表されます。
もちろん、このような回答例は概ね正解が多いですが、あくまで非公式です。
公式の発表があるまで待ちましょう。
ネットへの適当な書き込み
ネットへ適当な回答、嘘を書き込むのは絶対許されません。
他の受験者、未来の受験者がその情報を正しいと勘違いし、受け入れてしまう恐れがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
応用情報技術者試験の受験者、受験を検討しているみなさんにとって参考になれば嬉しいです。
当サイトでは、応用情報技術者試験以外にも、健康管理能力検定についても解説していますのでご覧ください。