そんな疑問にお答えします。
一つずつ整理していきましょう。
目次
会計とは何か
会計を一言で表すと次のような意味になります。
「自分のお金が増えたり、減ったりしたことについて、関係者に対して正しく説明すること」
今回は、経理の仕事に就きたい、就いている方という意味で捉えてみましょう。
すると、会計は、次のような意味になります。
「会社の資産や負債などのお金が増えたり、減ったりしたことについて、上層部や株主などに対して正しく説明すること」
なんとなく、会計の仕事にイメージが付いたのではないでしょうか。
会計には財務会計と管理会計がある
会計には、財務会計と管理会計があるということはご存知の方も多いと思います。
では、この2つの会計の違いはなんでしょうか。
それは、説明する相手が、「会社の外」なのか「会社の内」なのかの違いです。
それでは一つずつ見ていきましょう。
会社の外部へ説明する「財務会計」
会社の決算書を作成し、次のような場合に使用します。
- 株主、取引先、銀行などの利害関係者に公開
- 税金を計算
会社の内部へ説明する「管理会計」
会社が売上を上げて成長していくための情報を整理して説明します。
財務会計と管理会計の比較
説明する相手が会社の内外によって、当然、説明内容や説明方法、時期は異なります。
それでは、2つの会計を比較してみましょう。
財務会計 | 管理会計 | |
説明相手 |
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目的、位置づけ | 法律に準拠した財務諸表 | 会社の意思決定に有効な情報 |
説明方法 (フォーマット) |
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対象期間 |
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説明相手が異なることで、その相手が知りたい情報が異なり、説明方法や対象期間が異なると覚えると良いです。
出典元
本記事は、次の著書を参考にして制作しております。
経理についてざっと知りたいという方には、1.がオススメです。
経理は多くの名著がありますので、書店にて手にとって、自分に合う著書を見つけると良いですよ。
最後までお付き合いありがとうございました。